【MySQL】操作コマンド一覧

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MySQLをターミナルやコンソールで操作する時に使うコマンドの一覧と、簡単な扱い方です。

MySQLをターミナルで操作するには

MySQLをターミナルで操作するにはMySQLに接続するを参照してください。phpMyAdmin内のコンソールで操作する時も同じコマンドが使えます。phpMyAdminへの接続も同じ記事にて解説しています。

コマンドの確認方法と記述ルール

ターミナルやコンソールでコマンドを確認するにはhelpを入力します。そして各コマンドを入力した後で、;を入力します。helpの場合は

mysql> help;

となります。最後の;を入力しないと認識されません。

コマンドの入力直し

コマンドを入力ミスしたら->のように入力待ちが延々と続くことがあります。これは\cでリセットすることができます。この\はバックスラッシュと言うもので、日本語仕様のよくあるキーボードでは打ち込むことができません。macの場合はシステム環境設定→キーボード→入力ソース→日本語ローマ字入力を選択します。そしてずっと下の方にスクロールし、¥キーで入力する文字を変更します。

バックスラッシュの入力

入力状態をクリアするには\c;と入力すれば、現在の入力をリセットして再び最初の状態になります。

使えるコマンド一覧

ここから使えるコマンドの紹介となります。実際のターミナル内のhelpで確認した順番に紹介していきます。左側のコマンドだけを入力しても機能しますし、短縮形の\と組み合わせたコマンドでも機能します。それぞれ書き方の例を紹介しています。

?(\?)

Synonym for ‘help’ということで、helpを入力したのと同じ状態になります。

clear(\c)

Clear the current input statement.ということで、現在の入力状態をクリアします。主に入力ミスして延々と入力待ちになった時などに使います。

connect(\r)

Reconnect to the server. Optional arguments are db and host.ということで、サーバーに再接続します。オプションの引数はdbとhostです。書き方としては以下のようになります。

mysql>connect [db host]
mysql>\r [db host]

dbがデータベースの名前、hostがホスト名です。

delimiter(\d)

Set statement delimiter.ということでステートメントの区切り文字を変更できます。デフォルトでは;(セミコロン)を使いますが、これを変更できます。とはいえあまり変更しない方がいいと思います。

mysql>delimiter "区切り文字"
mysql>\d "区切り文字"

区切り文字はそれぞれ”や’や`で囲むことになります。どれでもいいんですが、同じ文字で囲んでください。ここで変更してもサーバー側では相変わらず;が区切り文字として処理が行われるので注意しましょう。

edit(\e)

Edit command with $EDITOR.ということで簡単にいえばコマンドを変更できます。現在の入力ステートメントを編集します。エディタを使うんですが、何も設定していない場合はviが起動します。viはunix系に搭載されているテキストエディタです。

ego(\G)

Send command to mysql server, display result vertically.ということでコマンドをmysqlサーバーに送信し、結果を画面に表示します。結果は縦の形で帰ってきます。

exit(\q)

mysqlを終了するコマンドです。

go(\g)

現在のステートメントを実行するためにサーバーに送信します。

paper(\P)

出力のページングを有効にします。これはunixでのみ機能します。

nopaper(\n)

出力のページングを無効にします。これはunixでのみ機能します。

tee(\T)

mysqlの呼び出し時に–teeオプションを使用することでステートメントとその出力をログに記録できます。画面上に表示されるデータは全て指定されたファイルに追加されます。

notee(\t)

teeファイルへの出力コピーを無効にします。

warnings(\W)

各ステートメントの後の警告表示がある場合、表示します。

nowarning(\w)

上記のwarningsの逆で警告を非表示にします。

print(\P)

現在の入力ステートメントを実行せずに出力します。

prompt(\R)

mysqlプロンプトを指定文字に変更します。

quit(\q)

mysqlを終了します。

rehash(\#)

ステートメントの入力中にデータベース、テーブル、カラムの名前補完を可能にする補完ハッシュを再構築します。

source(\.)

指定したファイルを読み取り、その中に含まれているステートメントを実行します。sourceの後にファイル名を記入します。

status(\s)

使用中の接続とサーバーに関するステータス情報を表示します。

system(\!)

デフォルトのコマンドインタプリタを使って指定のコマンドを実行します。Unixでのみ機能します。

use(\u)

使用するデータベースを記入することで、他のコマンド実行する前に使います。例えばtestdbというデータベースを使用する場合は

mysql>use testdb;

を実行します。

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