【HTML】rel属性でリンク先との関係を指定する方法の解説

html-relHTML
書いてる人
あいりゅー

プログラミングを学びながら更新しています。
iPhone/iPad/Mac/Apple WatchなどのApple製品はこちらで主に更新しています。
麻雀の反省をひたすら掲載してるブログもやってます。

あいりゅーをフォローする

このページについて

このページではHTMLで使えるrel属性の機能と使い方の解説をしています。

rel属性

rel属性はaタグareaタグlinkタグformタグの4種で使う事ができます。rel属性は「現在のドキュメントとリンクされたドキュメントやリソースの関係を指定する機能」を持っています。

関係の指定内容についてはそれぞれのタグごとで異なるんですが、それぞれ書いていきます。

aタグ

alternate文書の代替え表現へのリンクを提供する(印刷・翻訳・ミラーリングなど)
author文書の作者へのリンク
bookmarkブックマークに使用される永続的なURL
external参照された文書が現在のドキュメントと同じサイトの一部では無い事を示す
helpヘルプドキュメントへのリンク
license文書のライセンス情報へのリンク
nextシリーズの次のドキュメントのリンク
nofollow有料リンク、未認証な文書へのリンクに使用
これはGoogleのbotに来て欲しく無いページに使用する
noopener元の文書へのアクセスを新しい閲覧コンテキストに許可しない
noreferrerリファラを不明にし、ユーザーがリンクをクリックしてもリファラヘッダーが含まれないようにする
prev選択した文書の前の文書
search文書の検索ツールへのリンク
tag現在の文書タグ(キーワード)

areaタグ

alternate文書の代替え表現へのリンクを提供する(印刷・翻訳・ミラーリングなど)
author文書の作者へのリンク
bookmarkブックマークに使用される永続的なURL
helpヘルプドキュメントへのリンク
license文書のライセンス情報へのリンク
nextシリーズの次のドキュメントのリンク
nofollow有料リンク、未認証な文書へのリンクに使用
これはGoogleのbotに来て欲しく無いページに使用する
noreferrerリファラを不明にし、ユーザーがリンクをクリックしてもリファラヘッダーが含まれないようにする
prefetchターゲットドキュメントをキャッシュする
prev選択した文書の前の文書
search文書の検索ツールへのリンク
tag現在の文書タグ(キーワード)

linkタグ

 

alternate文書の代替え表現へのリンクを提供する(印刷・翻訳・ミラーリングなど)
author文書の作者へのリンク
dns-prefetchブラウザがターゲットリソースのオリジンに対してDNS解決を強制的に実行するように指定
helpヘルプドキュメントへのリンク
icon文書を表すアイコンをインポートする
license文書のライセンス情報へのリンク
nextシリーズの次のドキュメントのリンク
pingback現在のドキュメントへのpingbackを処理するpingbackサーバーのアドレスを提供
preconnectブラウザがターゲットリソースのオリジンに強制的に接続することを指定する
prefetchターゲットドキュメントをキャッシュする
preloadブラウザエージェントはas属性で指定された宛先に従って、現在のナビゲーションのターゲットリソースを先制的にフェッチしてキャッシュする必要があることを指定する
prerenderブラウザが指定されたウェブページをバックグラウンドで事前に読み込むように指定します。
ただしユーザーの帯域幅を浪費するため、ユーザーに対して必ず必要と判断できる場合のみ使う
stylesheet外部スタイルシートを読み込む時に使用します。

formタグ

external参照された文書が現在のドキュメントと同じサイトの一部では無い事を示す
helpヘルプドキュメントへのリンク
license文書のライセンス情報へのリンク
nextシリーズの次のドキュメントのリンク
nofollow有料リンク、未認証な文書へのリンクに使用
これはGoogleのbotに来て欲しく無いページに使用する
noopener元の文書へのアクセスを新しい閲覧コンテキストに許可しない
noreferrerリファラを不明にし、ユーザーがリンクをクリックしてもリファラヘッダーが含まれないようにする
prev選択した文書の前の文書
search文書の検索ツールへのリンク

relの書き方

使える値はそれぞれで異なりますが、書き方は全て同じです。

<a href="リンク先URL" rel="nofollow">リンク先</a>

<map name="画像の名前">
<area shape="形" coords="座標" alt="代替えテキスト" href="画像URL" rel="alternete">
</map>

<link rel="stylesheet" href="スタイルシートのURL">

<form rel="nofollow"> </form>

ちなみにですがnoopenerに関してですが、基本的にtargetで_blankを使う場合はrelでnoopenerを使うとセキュリティ的によろしいようです。リンク先のサイトでJavaScriptなりを使えばリンク元を操作する事が可能になる脆弱性があるようで、そうならないようにnoopenerを使いましょうって感じです。

HTMLの基礎
HTMLってどんな言語?書き方やHTMLファイルの作成方法などを解説。
HTMLタグで押さえておきたいポイント3選
HTMLタグを使う上で必ず押さえておいてほしいポイント3つの解説です。
HTMLタグと属性一覧
HTMLタグと属性の一覧です。
tableタグ生成ページ
tableタグの基本形を生成できるページです。
ulタグ・olタグ生成ページ
ulタグolタグの基本形を生成できるページです。

タイトルとURLをコピーしました