【HTML】media属性を使って最適化されているデバイスを指定する

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このページではHTMLで使う事ができるmedia属性の機能と使い方の解説をしています。

media属性

media属性はリンクされたドキュメントが最適化されているデバイスやメディアなどが指定できます。

media属性はhref属性がある場合にのみ使う事ができます。基本的な構文は以下の通りです。

<a href="リンクURL" media="値">リンク</a>

使う事ができる演算子

media属性では以下の演算子を使う事ができます。

and2つの要素を満たす
not指定したデバイス以外
,or演算子でいずれか1つを含む

指定できるデバイスの種類

allデフォルトで全てのデバイス指定
aural音声シンセサイザー
braille点字フィードバック装置
handheldハンドヘルドデバイス(小画面、限られた帯域幅)
projectionプロジェクター
printプリンター
screen標準的なパソコンなど
tty固定ピッチ文字グリッドを使用したテレタイプおよび類似メディア
tvテレビタイプのデバイス(低解像度、限られたスクロール能力)

使える値

media属性では値を使って細かく指定することも出来ます。使える値の種類は以下の通りです。

widthディスプレイの横幅を指定
maxもしくはminを使って、横幅が一定値以上、一定値以下の指定も可能
heightディスプレイの縦サイズを指定
maxもしくはminを使って、縦サイズが一定値以上、一定値以下なども指定可能
orientationターゲットがランドスケープモード(横向き)か、縦向きかを指定
aspect-ratioターゲットディスプレイ領域の幅/高さ比を指定します。
「Min-」と「max-」が使えます
colorターゲットディスプレイの色ごとのビットを指定可能。
max-minが使える
color-indexターゲットデバイスが処理できる色数を指定します
max-minが使えます
monochromeモノクロフレームバッファ内のピクセルあたりのビット数を指定します。
min-maxが使えます
resolutionターゲットディスプレイ/紙のピクセル密度(dpiまたはdpcm)を指定します。
max-minが使えます
scanテレビディスプレイのスキャン方法を指定します。
可能な値は「プログレッシブ」と「インターレース」です。
grid出力デバイスがグリッドかビットマップかを指定します。
可能な値は、グリッドの場合は「1」、そうでない場合は「0」です。

media属性の簡単な例

media属性は扱う事ができる値が多いんですが、実際にはそんな複雑な指定は行いません。

<a href="リンク先URL" media="screen and (min-wight:500px)>リンク先</a>

このように書くと「リンク先は標準的なパソコンなどで、最低でも横幅が500px以上で」という指定内容になります。

基本的にはリンク先がよほどデバイスによって左右されるようなコンテンツの場合に使ったりしますが、滅多に出番はありません。viewportとはまた違ったものなので、そこまで必要とはいえません。

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