【HTML】insタグでドキュメントにテキストを挿入する方法

insタグHTML
書いてる人
あいりゅー

プログラミングを学びながら更新しています。
iPhone/iPad/Mac/Apple WatchなどのApple製品はこちらで主に更新しています。
麻雀の反省をひたすら掲載してるブログもやってます。

あいりゅーをフォローする

このページについて

このページではHTMLで使えるinsの使い方を解説しています。

insタグ

insはドキュメント内にテキストを挿入する機能を持っています。対になるのはdelタグです。

delタグのところで使用した例をもとにこちらでも解説します。

insタグの書き方

insはdelタグで削除したテキストの前後とか付近に使用することが多いようです。

<p>強欲な壺は<del>制限カード</del><ins>禁止カード</ins>です。</p>

こんな感じでdelで消したテキストを上書きせず、分かる形で残しつつ新たに追記する時に使用します。テキストはブラウザでは下線が引かれることが多いです。

強欲な壺は制限カード禁止カードです。

こんな感じで変化がわかりやすいですね。

insタグで使える属性

insはグローバル属性・イベント属性どちらもサポートしています。そしてinsで使える固有の属性が2つあります。とはいえこれはdelタグと全く同じです。

citeテキストが変更になった理由を記載したURLを記入
datetimeYYYY-MM-DDThh:mm:ssTZDの形式で、テキストが変更になった日時を記入

それぞれ詳しく解説していきます。

まずcite属性はテキストが変更になった理由を記載したURLを記入ということで、強欲な壺でいうと遊戯王の公式HPの制限改定のページだったりしますね。

<p>強欲な壺は<del cite="参考URL">制限カード</del><ins cite="参考URL">禁止カード</ins>です。</p>

このようにdelタグにもcite属性を付与して、同じURLを参照してもらうという書き方もできます。URLの書き方には2種類あり、自分のウェブサイト以外のページを参照する場合は絶対URLと言って、httpsから全て書きます。逆に自分のウェブサイト内の他ページの場合は相対URLと言って、一部のみを書くだけでOKです。

datetime属性はこのテキストが変更になった日時を書きます。これもdelタグと同じですね。

  • YYYYは年
  • MMは月
  • DDは日
  • Tはセパレータ
  • hhは時間
  • mmは分
  • ssは秒
  • TZDはタイムゾーン指定子

となります。実際に強欲な壺が制限から禁止になった2006年3月1日をもとに書くと以下のようになります。

<p>強欲な壺は<del datetime="20060301T00:00:00Z">制限カード</del><ins datetime="20060301T00:00:00Z">禁止カード</ins>です。</p>

となります。実際に禁止されたのが0時かは知りませんが、とりあえずこうですよっていう例で書いておきます。最後のZはタイムゾーン指定子と呼ばれるものですが、最後にZを付与するだけでOKです。これで協定世界時で時刻を示すことができるようになっています。

まとめ

insはdelタグの対になるもので、テキストの挿入機能を持っています。デフォルトでは下線で分かりやすく表示してくれます。属性を付与してそれぞれの挿入理由や日付なんかも入れておくとより分かりやすくなるかもしれませんね。

HTMLの基礎
HTMLってどんな言語?書き方やHTMLファイルの作成方法などを解説。
HTMLタグで押さえておきたいポイント3選
HTMLタグを使う上で必ず押さえておいてほしいポイント3つの解説です。
HTMLタグと属性一覧
HTMLタグと属性の一覧です。
tableタグ生成ページ
tableタグの基本形を生成できるページです。
ulタグ・olタグ生成ページ
ulタグolタグの基本形を生成できるページです。
タイトルとURLをコピーしました