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このページではHTMLで使えるdelの使い方を解説しています。
delタグ
delはドキュメントから削除されたテキストを定義する機能を持っています。これは文章の変更点とかを分かりやすく伝える時に使用されます。
delタグの書き方
delは削除テキストを囲むだけでOKです。
<p>強欲な壺は<del>制限カード</del><ins>禁止カード</ins>です。</p>
こんな感じで使用します。通常、削除文字は打ち消し線が表示されます。実際に上のコードを表示すると
強欲な壺は無制限禁止カードです。
このように表示されます。ついになるタグはinsタグになります。
delタグで使える属性
delで使用可能な属性はグローバル属性・イベント属性もそうですが、insタグと同じ属性が2つあります。
cite | テキストが削除された理由を記載したURLを記入 |
---|---|
datetime | テキストが削除された日時を指定します。 |
cite属性は以下のように書きます。
<p>強欲な壺は<del cite="参考URL">制限カード</del><ins禁止カード</ins>です。</p>
このように記載することで、削除の理由を記したページを関連付けることが可能となります。URLの書き方は絶対URL(https://から始まる書き方)と、自分のウェブサイト内の文書を参照する相対URLの2つの書き方が可能です。
もう一つのdatetime属性はテキストが削除された日時を指定する属性です。これは書き方が決まっていて、以下のフォーマットに従って記入します。
<p>強欲な壺は<del datetime="YYYY-MM-DDThh:mm;ssTZD">制限カード</del><ins>禁止カード</ins>です。</p>
- YYYYは西暦を記入します。
- MMは月を記入します。
- DDは日付を記入します。
- Tはセパレータの役割を持っています。
- hhは時間を記入します。
- mmは分を記入します。
- ssは秒を記入します。
- TZDはタイムゾーン指定子を記入します。
このようにそれぞれ記入します。そのため強欲な壺が禁止化された日時を当てはめると以下のように書くことになります。
<p>強欲な壺は<del datetime="2006-03-01T00:00:00Z">制限カード</del><ins>禁止カード</ins>です。</p>
時刻は不明なのですが大体日付変わると同時に制限が変わると思うので0時ジャストにしました。タイムゾーン指定子は時刻の後ろにZを付与するだけでOKです。これで協定世界時での時刻をそのまま示すことができます。
まとめ
delはドキュメント内のテキストが削除された理由を示すドキュメントや日時などを付与することができます。見た目上は打ち消し線が入るので、読者にも変更点などがより分かりやすく伝わると思います。
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